- 企業名:株式会社セキュリティデザイン 様
- 業種:セキュリティ管理システムや防犯関連機器の販売・開発、テクニカルサービスの提供
- URL:http://www.security-d.com
会社概要 事業概要、今回の対象業務内容
安全、防犯意識の高まりとともに、拡大を続けるセキュリティ市場。株式会社セキュリティデザイン様は、オフィスや商業施設などに防犯カメラや入退管理システムなど、高機能なセキュリティ機器とシステムを提供。お客様の目的や要望に合わせた細やかなシステム設計と多彩な商品ラインナップによるトータルソリューションで、安全・安心を実現しています。その豊富な納入実績を支えるフィールドサービス課の皆さまに、保守メンテナンス作業や障害対応の効率化、顧客満足度向上のため、Smart Attackを活用いただいております。
Smart Attack 利用対象業務
→ 自社製品の設備点検、修理
導入前の課題
- 報告書を保管する際、紙資料だとスペースや設備の確保が大変で、ISMSの取り組みとしてもペーパーレス化が求められていた。
- 作業終了後、会社に戻ってから手書きの報告書をスキャンして PDF化し、メールで送っていたので後処理の負担が大きかった。
- 点検作業や障害対応の報告書を複写式の用紙で記入して保管していたが、作業件数や障害内容に関するデータ化がされず分析・集計が困難だった。
導入後の効果
- 現場でアプリに入力し、そのままPDF化して送れるので、手間が省け事務作業の時間も削減。直行直帰もしやすくなった。
- 点検項目をテンプレート化し、スマホ画面の項目に沿ってチェックしていくことで、作業内容の漏れがなくなり正確な報告ができるようになった。
- 故障対応には幅広い知識が必要だが、履歴や事例が検索できるので、作業効率がアップした。
- 収集したデータをもとに分析し、改善点を抽出して共有できるようになった。
ツール選定の必須条件
- お客さまから手書きのサインがもらえる
- 作業内容の項目を自由に作成、変更できる
- 報告書がデータ化でき、集計や分析が
できる
Smart Attack 導入の決め手
- アプリ上でお客さまの手書きサインをもらって入力できる
- 点検内容の項目を自由にテンプレート化し、自分たちで変更ができる
- 初期投資がおさえられて、コストパフォーマンスが良い
Smart Attack 魅力ポイント!!
画面の見やすさ
- クラウドベースなので、ログインすると作業のステータスがひと目でわかるため、次のアクションが明確になる。
入力モレ防止
- 各項目の入力が終わると、項目ステータスが「赤」から「緑」に自動で変化するので、モレがあるとひと目でわかる。
安心サポート
- アフターケアで満足のいく対応をしてくれる。レスポンスがよく、些細なことでもすぐに確認して連絡をくれる。
社員インタビュー①
S-DOC(セキュリティデザインオペレーションセンター)部
FS(フィールドサービス)課
河内 誉弥 氏
どのような業務を担当されていますか?
保守メンテナンスや修理などのアフターサービスを担当しています。
監視カメラやサーモグラフィカメラ、クラウド型の入退管理システム、感染症対策に活躍するデジタルサイネージ、店舗の大切な商品を盗難から守る自鳴式商品管理システムなど、弊社の取り扱うセキュリティ機器全般の点検や、故障機器の修理・交換などの保守対応をおこなっています。
Smart Attackは、どのように使われていますか?
保守点検や故障修理の効率化に役立っています。
保守点検や故障修理の後、Smart Attackで報告書を作成しています。点検のときは、項目がテンプレート化されていて、その項目に沿ってチェックしていけばいいので、点検モレがなくなりました。障害対応のときは、故障や不具合の連絡があって現地に向かうのですが、行ってみないと故障の原因がわかりません。本体なのか、ケーブルなのか、設置状況なのか、ビルの環境なのか、交換できるものから交換して消去法で原因を突きとめるため時間がかかることもあります。お客さまは、少しでも早く修理して欲しいと思っているし、私も少しでも早く復旧してあげたい。幅広い商品や技術の知識が求められるので、日々勉強です。Smart Attackは、履歴や前例を検索して傾向をつかめるので、スピーディな作業に一役買ってくれています。
Smart Attackを使った感想は?
手書きサインまで反映してPDFにできるなんて驚きました。
スマホ一台で、現場で報告書が完了するというのは、今まで経験したことがなかったので、とても新しいなと感じました。作業が終われば、アプリにお客さまから手書きサインをもらって報告書に反映して、そのままPDFにして送れるので、会社に戻って報告書を作る必要もありません。直行直帰もしやすいですし移動も減らせるので、時節柄ありがたいです。また完了すると緑、抜けがあると赤になって、ステータスが完了しないとPDFも作成できないので、わかりやすいと思います。
今後、Smart Attackをどのように使っていきたいですか?
お客さまに寄り添うための情報共有を。
私は技術の人間なので知識も必要ですが、お客さまと顔を合わせて話ができる立場にいるので、点検や修理以外にも、日々の使用感や機器の不満なところなどの話、ご要望なども聞いて対応したいと思っています。ご要望などの情報は、担当部署に直接フィードバックするようにしていますが、報告書にも書き込んで、会社全体で共有できるようになれば、お客さまの目線に立てるし、会社にも大きなメリットになるのではないでしょうか。
社員インタビュー ②
S-DOC(セキュリティデザインオペレーションセンター)部
吉田 好児 氏
Smart Attack導入前後で、どう変わりましたか?
点検や記入のモレがなくなり、報告書の精度が上がりました。
以前の報告書は、複写式の紙媒体で、現場での作業が終わってから会社に戻って、報告書を作ってスキャンして PDFにしてメールで送っていました。故障対応のときは、故障箇所と復旧後の写真を撮るのですが、その写真は報告書とは別にメールで送っていました。今は、会社に戻らなくても、その場で報告書にして送信できます。しかも写真はアプリで撮った写真をそのまま貼り付けてPDFにできます。手間がグッと減って、ミスも防げるようになりました。実は慣れるまでは、手書きの方が早い、と思ったこともあったのですが、手書きだと、チェックしなければいけない点検項目が抜けることも。Smart Attackなら必要な項目をテンプレートにして、それに沿って作業すればいいので、忘れたりモレたりしてやり直しになることがなくなり、報告書の精度も上がりました。
Smart Attack定着までに苦労はありましたか?
自由にテンプレートを作れるからこその苦労がありました。
私の上司がテンプレートを作成したのですが、レイアウトや項目、入力内容など、自分たちで自由にとても細かく決められるので、何度も修正してようやく実用化に至りました。この項目は数字だけ入力するようにしようとか、この項目は文字制限をなくそうとか、使ってみて改善してを繰り返して、かなり時間をかけたと思います。いまも、どうすれば更に使いやすく、効率よくなるか意見を出し合って改善点を探っています。
Smart Attackで、課題を解消できましたか?
データ化された報告書を集計・分析してフィードバック。
Smart Attack導入の目的の一つが、報告書をデータ化して集計・分析することでした。手書きの報告書だと、文字が読みにくかったり、かすれていたりして、データ化するのが容易ではなかったのですが、今は報告書作成と同時にデータ化され、さまざまな角度から集計や分析ができます。例えば故障対応なら、何件、どんな事案で対応したのか、カメラ本体なのか、アクセスコントローラなのか、カードリーダーなのか、ジャンル分けして、どのような障害が多いかの傾向を出せるので、社員研修などでフィードバックして、スキルアップにつなげています。
Smart Attackを報告書以外にも活用されていますか?
顧客満足度98%をめざして、お客さまにSmart Attackでアンケート実施。
点検や修理の作業後、お客さまへのアンケートにもSmart Attackを使っています。対応はどうだったか、6項目くらいをテンプレートにして、作業終了後にお客さまに4段階で評価していただくのです。今まではハガキを渡して、後日、生の声を送っていただいていたのですが、これなら次の作業に素早く反映できます。このアンケートをはじめるときに掲げた目標は、満足度98%。おかげさまで達成できました。
これからの目標は?
北海道から沖縄まで、共通プラットフォーム化したい。
私は東京本社の所属ですが、弊社には大阪支社と北海道から沖縄まで9つの営業所があります。Smart Attackを活用しているのは本社だけなので、いま全国の拠点への普及活動を行っているんです。地域特性や、それぞれの営業所で仕事の進め方が違ったりして、なかなか思うように進みませんが、Smart Attackで共通プラットフォーム化して、全国で情報を共有できるようになれば、地方から問い合わせがきても、すぐに対応できますし、ノウハウも蓄積でき、スキルアップにもつながります。ファイルメーカーと連携してクラウドからデータを移行、ブラウザで検索できるようにもなりました。本店と全国の営業所の情報共有、一日も早く実現したいです。
セキュリティデザイン様 製品ご紹介
河内氏と吉田氏がお客さまに寄り添う充実したアフターフォローのため、Smart Attackを活用されている、セキュリティデザイン様の製品の一部をご紹介します。
デジタルサイネージ▶
防犯カメラ映像などをカスタマイズして、発熱セルフチェックなどのコロナ対策にも活躍する室内用スタンドデジタルサイネージ。
▲ 自動検温サーマルカメラ
コロナ対策に「非接触」で「自動検温」が行えるサーマルカメラ。最大30人同時測定可能なタレット型と、温度異常やマスク未着用を検知し入室制限が可能な顔認証リーダー型。
◀ セキュリティゲート
不正な侵入を阻止する高いセキュリティ性を実現したセキュリティゲート、トライポッドバリア。顔認証リーダーと組み合わせれば、ハンズフリー通行も。
お忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!