会社概要 事業概要、今回の対象業務内容

大切な水資源を無駄なく使う「節水」に着目し、今ある水道機器に取り付けるだけで驚きの効果を生み出す製品を製造・販売されている株式会社アクアリンク様。大手スーパーや飲食店、タクシー会社、病院、介護施設などに導入され、経費削減と環境保全に貢献されています。業界の常識を打ち破るアフターフォローにも力を注ぎ、確かな技術とSmart Attack使用による行き届いたサポートで、リピート率99.8%という顧客満足度を獲得されています。


Smart Attack 利用対象業務

→ 自社製品のメンテナンス、修理

導入前の課題

  •  複写式の用紙で報告書を作成していたが、自由記入方式だったので人によって書き方や言い回しにバラつきがあり、わかりづらかった。
  •  専門的な用語も入るので、文章だけではお客様に伝わりづらかった。
  •  一日の作業がすべて終わってから事務所に帰って、報告書をスキャンしてメールで送っていたので、お客様に報告が届くまでに時間がかかっていた。
  •  紙ベースの報告書は保管が大変で、環境のためにもペーパーレス化を実現したかった。
  •  報告書を手作業で集計していたが、時間がかかり、ミスも起こりやすかった。また過去の事例を活用しづらかった。

導入後の効果

  •  紙ベースの報告書のときは、1店舗あたり平均10〜15分、大型店舗だと1時間近くかかっていたが、作業時間を半分ほど短縮できた。
  •  作業日時・場所が正確に記録されるので、直行直帰の管理がしやすくなった。
  •  50種類以上ある部品の在庫管理が報告書と連動して効率的にできるようになった。
  •  報告書は自動でデータ化されるのでミスなく集計でき、定量評価や分析などに活用しやすくなった。

ツール選定の必須条件

  • できるだけ入力の手間をかけずに写真つきの報告書が作れる
  • CSVファイルなどでデータ化し、集計・分析ができる
  • 作業後その場でお客様からサインをもらえる
  • ペーパーレス化の実現

Smart Attack 導入の決め手

  • アプリ上で写真付きの報告書が手早く作れる
  • 入力内容を送信すると報告書が自動的にデータ化される
  • お客様に手書きサインをもらって報告書に反映できる
  • 初期費用がかからず、導入しやすいランニングコスト
  • 納得するまでトライアル利用ができ

Smart Attack 魅力ポイント!!

写真報告

  • 文章だけでなく、作業前と後の写真も入れられるので、お客様に伝わりやすい作業報告書を作れる。

カスタマイズ

  • 自分たちが使いやすいように入力内容や書式、機能を変更できる。         

情報活用

  • 報告書と連動して勤務管理や在庫管理ができる。         

安心サポート

  • メールや電話だけでなく、対面でもサポートしてくれる。         

社員インタビュー ①

フィールドサポート本部 
統括本部長
桃川 知之

どのような業務を担当される部署ですか?

定期的な保守メンテナンスで、最善の節水環境を保つことに努めています。

私たちフィールドサポート部は、現地調査や設置、節水装置を取り付けた後の定期的な部品交換や清掃、水漏れの修理・点検などを担当しています。節水装置は、取り付けて終わりというのが従来の常識でしたが、メンテナンスせずに使うと不具合を起こしたり、破損したりして徐々に節水効果が損なわれます。例えば、スーパーの鮮魚コーナー。ずっと水を出しっぱなしにしていますが、魚の脂で蛇口が汚れることが多く、定期的なメンテナンスで目詰まりなどを防ぎ使用感をキープする必要があります。お客様が最善の節水環境を維持できるように、細心の注意を払ってサポートするのが私たちの仕事です。

自社製品の定期メンテナンス業務

Smart Attackは、どのように使われていますか?

大切なサービスである、お客様へのわかりやすい報告書作成に役立っています。

現場で対応した内容を少しでも分かりやすくお客様にお伝えするために、Smart Attackを活用して、写真付きの報告書を作成しています。例えば水漏れの事例。現場担当の方は実際に見ているので状況がわかっていますが、報告時、文章だけでは漏れ具合がチョロチョロなのか、ジャージャーなのかイメージできません。作業前と後の写真があればわかりやすいので、必ず写真を撮って報告書に入れるようにしています。これは独自のサービスですが、Smart Attackの報告書と一緒に動画も撮影してサーバーにアップして、お客様が確認できるようにすることで、わかりやすいと喜ばれています。また過去の報告書がデータベース化されているので、必要な時にはいつでもカンタンに検索できます。担当が決まっているわけではないので、初めて行く現場もあり、行く前に下調べしたり、前回の作業を確認したりしています。写真で過去の状況が見られるメリットは大きく、とても助かります。

点検内容や写真の報告でSmart Attackを利用

Smart Attack定着までに苦労はありましたか?

自由にフォーマットを作れるので、欲張ってやりすぎました。

最初、カンタンな書式だけ作って、必要になったら項目を追加していくようにしたのですが、文言を変えたり、作業内容の項目を増やしたり、細分化したり「あれも欲しい、これも必要」とどんどん出てきて、いつのまにか作業項目が100種類を超えるほどに。サーバーが重くなってしまって、運用に支障が出たので、統一できるところは統一したり、表示の仕方を変えたり、入力の段階で重くならないようにしました。写真の撮り方をどうするかも悩みました。使い慣れるまでは、紙の方がよかったという意見も出ましたが、どんどん改善して効率よく使いやすくなりました。みんなで意見を出し合って、より伝わりやすく、より手間や時間がかからないように、今も試行錯誤を続けています。

今後、Smart Attackをどのように使っていきたいですか?

スピーディかつリアルタイムで、お客様に情報を発信したい。

動画サービスや他のアプリ・ツールとも連携をして、もっとスピーディにお客様に情報を発信するシステムを構築中です。現在、お客様から「水漏れしています」と連絡がきてから対応したり、水道料金が上がってから水漏れに気づくことが多いため、現在、リアルタイムで水漏れを検知できるシステムを構築中です。Smart Attackで報告書を作成した後に「クイックルック」機能も上手く活用していきたいと思います。この機能を使えば、スマホでお客様に報告書のPDFを見せながらお話しできます。専門的な用語で説明されてもわからないというお客様とも具体的なイメージの共有ができます。それを弊社のスタッフ一人一人が徹底することで、さらにお客様に満足していただけるサービスができると考えています。


社員インタビュー②

フィールドサポート本部 
東日本ゼネラルマネージャー
兼トレーニングリーダー
茂木 龍平

Smart Attack導入で、どう変わりましたか?

直行直帰がしやすくなり社員の負担軽減につながりました。

紙ベースで報告書を作成していたときは、1日の現場作業が終わった後に事務所に戻って、スキャンしてPDFを作って営業担当にメールで送って、さらに営業担当からお客様の本部にメールしていました。報告書は作業が終わるたびに書くようにしていましたが、平均すると1店鋪に15分くらいかかっていました。大きな店舗や施設では1時間くらいかかるところもありました。Smart Attackは、入力に手間がかからないし、作業の途中でも入力できるので作成に要する時間が半分くらいに減りました。作成したらその場でアップロードして終了なので、とても効率的です。お客様にも、作業が終わったらすぐに送れますし、タイムラグがありません。また私たちは、Smart Attackをタイムカードとしても活用しています。GPS位置情報で作業場所や日時が正確にわかるので、勤務管理にとても便利なんです。Smart Attackを導入した頃、直行直帰を推進していたのですが、タイムカードをどうするかという問題があり、悩んでいました。この問題も見事に解決できました。

他にもSmart Attackを活用されていますか?

50種類を超える部品の在庫管理にも使っています。

以前は、入出庫伝票があって、そこに記入して、後で事務の担当者がパソコンに入力して集計していました。読み取れない文字があったり、読み間違えたりというヒューマンエラーで、入出庫数と在庫がズレてしまうこともありました。Smart Attackは書式が自由に作れるので、テンプレートの中に、現場で使った部品の入力項目を作ってもらいました。これにより報告書と連動して在庫管理もできるようになりました。毎月、棚卸しをして、使った部品と、倉庫に残っている部品や車に残っている部品を確認するのですが、この作業がとてもスムーズになりました。

今後、Smart Attackをどのように使っていきたいですか?

報告書で集めたデータを社員教育の活用や、お客様の為に活用したい。

Smart Attackの報告書は、自動でデータ化されます。収集したデータから作業の頻出傾向などを分析して、新人教育や現場作業のバックアップに役立つ体制づくりなど、データを活用することでサービスの質を高めていきたいです。また水漏れは、どれくらい漏れているかイメージがつきにくいものです。1年以上前から漏れているのに修理代が高い、手間がかかるなどの理由で放置されたりすることもあります。でも実は、時間が経つにつれて無駄にしてる水道料金の方が高くなっていたりする場合が多いんです。Smart Attackの機能を通してお客様にこういった気づきを与える事も出来るます。今後さらに保守メンテナンスとともに、節水のアドバイスやコンサルティングもできればと思います。お客様の利益アップや地球環境に貢献する創意工夫はまだまだできるはずです。


社員インタビュー ③

フィールドサポート本部 
フィールドサポートチーム

松田 正太郎 氏

Smart Attackを使った感想は?

最初からストレスなく、カンタンに使えました。

私が入社したときには、もうSmart Attackは導入されていて、みんなの意見を取り入れて、既に色々な面が改善されていたので、ストレスなく使えました。でも実は、私が先輩に同行してはじめて行った現場が、たまたま紙の報告書だったんです。余談になりますが、紙の報告書がいいというお客様もいて、今も自由書式の紙の報告書が残っています。先輩が報告書を書いているの見て「なんだか大変!これをやらなきゃいけないのか」とちょっと不安になったのを覚えています。でも次の現場に行ったら、スマホでササッと入力をして完了だったので、こんないいサービスがあるのかと安心しました。また現場は、東京や神奈川が多いのですが、東北に1週間くらいとか出張もあります。出張のときも、スマホだけで報告書が作れるし、一つの現場が終わるたびにアップロードして完了するので身軽で便利ですね。

今後の仕事の抱負は?

自分のまわりから節水の輪を広げていきたい。

たくさんの店舗や施設を設置、定期点検でまわらせてもらっていますが、自分がよくいく近所のスーパーに節水装置がついているのがわかっときは、とても嬉しかったです。でも残念なことに、近所にもう一つある別のスーパーには、節水装置がついていないんです。節水の知識を教えられる仕組みがあればいいのにと思います。水はこれからますます大切になるはずなので、自分のまわりから節水を広げていければ。日本中にアクアリンクの製品を設置したいです。


社員インタビュー

フィールドサポート本部 
フィールドサポートチーム
郡司 健登 氏

Smart Attackを使った感想は?

時間をかけずに報告書が作れるので助かります。

私は、いま入社6ヶ月目です。Smart Attackの操作はすぐに覚えることができました。ただ、水栓の種類や部品の名前、メンテナンスで確認することなど基礎知識を覚えないと入力できないので、使いこなせるようになるまで1ヶ月くらいかかりました。特に研修というのはなくて、ずっと先輩に同行していろいろ技術指導をしてもらっていたのですが、つい最近一人で現場に行くようになりました。まだ引き出しが少ないので、思わぬ不具合があると時間がかかってしまいます。点検に時間がかかると、急いで次の現場に行かないといけません。もし紙の報告書だったら書く時間がなくて、全部の現場が終わってからまとめて書くことになったと思います。メモをとっていても思い出せないこともあるだろうし、きっと毎日残業ですよね。Smart Attackなら、作業の途中でも入力できるし、時間がないときもちゃんと報告書を完了して次にいけます。焦らなくてすむので、新人の私は助かっています。

今後の仕事の抱負は?

過去のデータから学んで早く実力をつけたい。

フィールドサポートの仕事には、取り付け前の現地調査があります。スーパーだと40〜50ヵ所水回りがあったり、タクシー会社だと500ヵ所くらいあるところも。現場の環境にあった水栓や部品をこの段階で絞り込めると、持っていく部品の数も減らせるし、スムーズに設置作業ができます。1日でも早く、的確な判断ができるようになりたいと思っています。幸い過去の事例がデータ化されていて、カンタンに検索できるので、現場に行く前に、過去の作業内容や不具合の履歴を調べることができます。スーパーなどは何店舗もあるところは、他店舗の履歴や特記事項を調べたりしています。また、水の使い方は個人差があるので、水を出す量を減らすだけでなく、ホースの先にレバーノズルをつけたり部品を足したり、節水の仕方も提案できるようになりたいです。


アクアリンク様 製品ご紹介

フィールドサポートチームの皆様が、Smart Attackを活用してアフターフォローをされているアクアリンク様の製品の一部をご紹介します。

節水シャワーヘッド

節水蛇口部品

蛇口やシャワーヘッド、トイレ貯水タンク等に、小さな製品をプラスするだけで、驚きの節水効果を生み出すアクアリンクの節水装置。エアインジェクション方式を採用し、最大限のエアーを混入させ、水量や勢いをカバーします。

同時に蛇口を開栓し、実際の吐水量を検証。

左:節水装置取付 右:通常蛇口

業界No.1節水率!平均的な吐水量は、10L~12L/分間。節水会社の平均的な吐水量は、6.0L/分間で通常の40~50%の削減。
最新のアクアリンクの新型節水装置の吐水量は、2.0~3.0L/分間で通常の73~77.5%の削減が可能です。

お忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました!